Barcarolle
あたたかな光がともる音楽にみたされた立方体遠くゆらめく記憶の彼方でまたたく星のよういくつもの歌が生まれては消えていった昼下がりの舗道にこぼれ落ちている音のしずく手にふれる世界のすべてをぼくは愛しているたくさんの点をつないだら言葉になったようやくたどり着いたのはふたつの線が重なりあう座標そこから見える景色はなつかしくもあり真あたらしくもある見覚えのない場所なのにずいぶん昔から知っていたようなそうしてき...
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